大宮支社大宮保線技術センター

鋼直5形(改)50N普通継目用締結装置

安全性向上
従来の鋼直5形(改)50N普通継目用締結装置に対して、レールふく進による継目位置ずれへの対応力を向上させるとともに、板ばねの回転や移動防止により絶縁性能の強化を図りました。

概要

継目位置の移動許容量を拡大

横圧受金具のボルト挿入穴(レール方向)を拡張することで、従来品の2倍以上のふく進量に対応します。

絶縁性向上①

絶縁押さえ具に設置する板ばねが回転や移動しないようザグリを設けました。

絶縁性向上②

締結ボルト・ナットおよび二重スプリングワッシャーに絶縁キャップを装着しました。

効果

継目位置の移動許容量拡大

移動許容量が拡大しました。

絶縁性向上

板ばねを回転・移動させないことで、継目板との接触を防ぎました。また、締結ボルト類に絶縁キャップを装着することで、レールボンドとの直接的な接触を防止しました。

開発品誕生まで

開発背景と課題

50N普通継目は、継目構造の関係により、継目板のボルト間で締結する必要があります。しかし、従来の鋼直5形(改)50N普通継目用締結装置は、レールふく進に伴う継目位置の変位に対する許容移動量が小さいという課題がありました。また、板ばねの回転・移動による継目板との接触や、締結ボルトとレールボンドとの接触により、短絡するおそれがありました。

そこで、これらの課題を解決するため、鋼直5形(改)を基本設計とした50N普通継目用締結装置の改良設計を実施しました。開発品に対しては性能確認試験により実用性を確認しています。

導入事例

JR東日本 首都圏本部、横浜支社、秋田支社、盛岡支社、新潟支社管内
導入数:42締結分(2026年7月時点)

開発パートナー

興和化成株式会社

鋼直5形(改)50N普通継目用締結装置 - GENICHI:JR東日本